今年こそは始めて欲しい!確定拠出年金で節税
将来もらえる年金の違い
貯金をしているだけで税金が減る最強の節税商品それが確定拠出年金です。
大企業の会社員・中小企業の会社員・フリーランス(=個人事業主)では将来貰える年金に以下のような違いがあります。
やはり会社内に企業年金制度がある大企業の会社員の方は優遇されていますね。
しかし中小企業の会社員の方・フリーランスの方も落ち込む必要はありませんよ!
確定拠出年金に加入することで大企業の会社員と同じように節税しながら企業年金に代わる老後資金を作ることが可能です。
貯金なのに節税!
確定拠出年金のメリットは実質貯金であるにもかかわらず節税となる点です。
個人にかかる税金は課税所得金額を基に計算されます。
課税所得金額は総所得金額から所得控除を差し引いて求められますが、確定拠出年金は支払額の「全額」が所得控除として取り扱われることとなります。
ただし支払額には以下のように限度があります。
1.中小企業の会社員
月額23,000円
2.フリーランス
月額68,000円
(注)上記以外の方は下記のサイトをご参照ください。
節税額=運用益
例えば課税所得金額が1,000万円のフリーランスの方が年816,000円(=月68,000円✕12ヶ月)支払った場合の節税額は約35万円になります。(所得税・住民税)
この節税額は確定拠出年金の支払額に所得に応じた税率を乗じて求められます。
個人の税率は年収に応じて15%〜55%(所得税・住民税)です。
つまりこれは確定拠出年金の支払額に対して年利15%〜55%の運用益を得ていることを意味します。
デメリット
確定拠出年金の最大のデメリットは年金受給年齢である60歳までお金を引き出すことができないという点でしょう。
なので無理のない範囲内での掛金設定をオススメします。
まとめ
確定拠出年金は国が運営するインチキ公的年金とは違い、運用に伴うリスクがあるとしても掛金に応じた老後資金が確保できる非常に優れた節税商品です。
将来に備えた資金作りとして確定拠出年金の加入を考えてみてはいかがでしょう。