働きながらでも受かる!税理士試験残り1ヶ月の勉強法
試験まで残り1ヶ月
税理士試験まで残り約1ヶ月となりました。
頭の中では理論がぐるぐる、手首は腱鞘炎、寝不足気味・・・そんな時期でしょうか。
今回は、働きながら税理士試験に挑んできた私の経験をもとに、税理士試験に受かるそのノウハウを公開したいと思います。
新規論点より基本が大事
専門学校では、この試験直前になって大量の新規論点をぶち込んできます。
TAC・大原ともにライバル校に手の内を見せたくないのはわかりますが、量が多すぎるので、まともに受け止めると消化不良を起こしてしまいます。
この時期、手元にはものすごい大量の教材があるかと思いますが、時間のないビジネスマンとしては、直前期に配られるテキストはとりあえず、無視しましょう。
年内(去年)のテキストを100%マスターした上で、それでも時間があるのなら、論点を絞った上で直前期に配られたテキストを息抜き程度に確認してみましょう。
最悪なのは直前期の新規論点に時間をかけすぎて基本がおろそかになるケースです。
いわゆるベテラン組と呼ばれる人達は、直前期の新規論点やマイナー論点などを一生懸命頑張る傾向があるようです。
Cランク・Dランクの必殺技は、無いよりはあった方がもちろん良いですが基本スキルを高めることが何よりも大事です。
私の経験上、直前期の論点が勝負の分かれ目となったことは一度もありませんでした。(運もあるかもしれませんが、必殺技は沢山は、必要ありません。)
合格理論のテクニック
タイトルはきれいに書こう!
私は字がとても汚いです。
TACで消費税法を勉強していたとき、採点済の答案用紙を受け取りにいくと、先生から「××君の字の汚さは上位1%に入る!」と言われたほどです(笑)
しかし、自信のあった法人税法を落としてしまったときに、周りから字の汚さを指摘され、それ以来タイトルを丁寧に書くよう心がけました。
感覚としては字をキレイに書いてから合格率がグンと伸びたような気がしています。
主語と文末はしっかりと!
とは言っても限られた時間の中で理論をひとつでも多く書かなければ!
そういうシチュエーションは十分に考えられます。
そんなときは主語と文末だけは、読める範囲で書いて途中の文章は、汚くてもかまいません!(上位1%の汚さでも大丈夫でした!)
理論を省略しても大丈夫!
どうしよう!時間がなくて書ききれない!
それでも理論の柱はすべて書くべきです。
柱をすべて挙げた上で、重要度の低いカッコ書きは省略し、優先度の低い柱については先ほどの応用で、主語と文末はしっかりと書き途中の文章は短く作文していました。
わかっていても書かなければ試験官には伝わりません。
私の場合、理論を覚えるときは、カッコ書きや重要とは思えない箇所などは消して、はじめから理論を短くして覚えていました。
どうせ本番で書ききれないのだから一言一句覚える必要はありません。
そもそも専門学校の理論は条文を読みやすく書き換えています。
税理士試験は筆記スピードが大切!はじめは私もそう思っていました。
しかし科目合格を重ねた今だからこそ、スピードはさほど重要ではないと断言できます。
ちょっとした工夫も、ときには大切です。
まとめ
残り1ヶ月の過ごし方で、試験の合否が決まります。
とても苦しい試験ですが、受かってしまえば楽しい生活が待っています!
(私は、そう信じています!(笑))
試験まで残り1ヶ月、私の経験が本気で税理士を目指している受験生の参考になれば幸いです。
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